原発と経済と自然エネルギー、持続可能な社会に向けて

2010年11月15日 01時39分 | カテゴリー: 活動報告

『ミツバチの羽音と地球の回転』上映会を終えて

今日は私も参加している、小金井放射能測定室運営協議会主催の、『ミツバチの羽音と地球の回転』上映会でした。
まだカウントしていませんが、目標の70人は越えたかな。
終了後の監督との交流会にも14人も参加があり、とても豊かないい時間でした。

以前に聞いて眼からウロコだったのは、エコと経済と平和が繋がりあっている、ということ。
そしてそれは、とても巧妙に隠されて見えないという現実。

限りある石油資源の争奪をめぐって戦争が起こります。
その背景には軍需産業に加担する金融業界があります。
私たちの預けた銀行預金は、世界中のどこにどんな風に融資されているのか、しっかりと意識すべきなんです。

原発を推進しようとしている先進国は日本だけと聞きました。
今日の映画の瀬戸内海、上関原発以外にも、あと14箇所もの増設が計画されています。
欧米ではすでに原発は削減の方向。
日本政府はCO2削減を理由にしているが、そこに潜むのは膨大な利権です。
私たちの支払っている電気代も、知らないうちに平均300円が原発に廻されています。

スエーデンでは、どんな電力を使いたいか、自分で電力会社を選んで使うことが出来るそうです。
例えば、風力など自然エネルギーの発電会社とか。
町ぐるみで自然エネルギーを作り出し、石油には頼らない暮らしを実現させている町も紹介されました。
日本はデンコちゃんの独占と聞き、彼らは心底驚いていました。
海に囲まれ、豊かな森林も温泉もあるのだからなぜ利用しないのかと。(波力発電もあるんですね、ビックリしました)

ともあれ、素朴に半農半漁で暮らす祝島の人々の、原発を作ってはいけない、海を守らなくては暮らしも守れない、
という想いと行動は、淡々と描かれているだけに力があり、是非是非多くの人に伝えたいとお腹の底から思います。

祝島では一旦島を離れた若者が、やはり島での暮らしを選び帰って
きました。海ではひじきを集め、山の斜面でびわを育て、そして子育ても始まっています。
北海道で25年間、酪農に携わった男性も帰島し豚を放牧して荒地を開拓し、有機栽培での作物を販路に乗せています。
豚さんが根っこを掘り出し、カチカチの荒地をほぐす様子は圧巻。
彼らのオトシモノはシッカリと、有機肥料になり畑を守ります。

多様な生物との共存で、エネルギーを循環させながら生きていく暮らし。
島の人々と生き物や自然の豊かな表情、きっとご覧になったら眼に焼きついて離れないことでしょう。

まだ他の地域の自主上映会もあるはずですが、
来年2月には渋谷ユーロスペースで上映が決まりました。
前売りも預かっているので、私かネットまで声を掛けてください。
1400です。