3.11を忘れない!

2012年3月18日 03時41分 | カテゴリー: 活動報告

福島県民大会に参加して

ずっと被災地を訪れたいと思いながら叶わず、311をどう過ごすか考えていたところ、国立の市民団体・種まきネットの企画で声をかけていただきました。

空間線量がどう変わるのか、それも記録してこようと思いました。

貸切バスで朝8時に国立を出発、東北自動車道に入ってすぐの都賀では0.11〜0.12、ふ〜ん、低いんだなぁと思っていたら、福島県に入ると白川で0.39〜0.41、阿武隈では0.25。
鏡石0.27、安達0.28と通り過ぎ、昼過ぎに郡山インターを降りたところでは、0.43に跳ね上がっていました。

郡山市内の小学校を臨時の駐車場にして、県民大会の会場である野球場まで10分ほど歩きます。

バスを降りたところでは、線量計は0.43を示しました。
すぐそばの校庭で、中学生が野球の練習をしています。
勿論マスクなど無しです。
道行く人も、マスクはしていません。
小金井では、除染対象になる数値よりも高いところで、子どもが野球をしていることに、ショックを受けました。

私たちもマスクをしようか、迷いました。
でも、やっぱり皆さんマスクをして欲しいよね、という気持ちでマスクを着用。
日々の暮らしの中では、24時間マスクなどしてられないよ、という気持ちにもなるのかもなぁと、想像しました。
でもやっぱり、20代の同行者には、2枚あげました。

他の人の線量計と比べると、私の機種はやや高めに出るようです。
高いとか、低いとか、その変化は同じなのですが、高い場所に来ると、数値が高く出るようです。
なので、この報告の数値はやや高めなんだと思ってくださいね。

歩き始めると、0.34〜1.8の間。ここは他の人も同様でした。

会場では、除染が済んでる内野席に座るように案内されます。
外野席は芝生なので、まだ除染できないのだそうです。
しかし、時間とともにスタンド席は満杯になり、主催者発表1万5千人の参加。
芝生席にものぼり旗を掲げた人々が続々と座っていくのを、複雑な思いで見ました。

第一部は加藤登紀子さんのコンサート。
さすがお登紀さん、重量感のある声に励まされ、落ち着いたたたずまいはカッコイイ!の一言でした。

続いて壇上には大江健三郎さん。
「私は夢見る。ある朝、国中の学校で子どもたちに、『今日からすべての原発は廃止されました』と告げられる日が来ることを」最後のこの言葉が印象的でした。

しかし、何より心を打つのは福島県民自身のメッセージです。
サッカーの名門校で部活中に被災、転校を余儀なくされた女子校生。

「放射能のせいで、津波の後、家族や友人を助けに行くことさえできなかった。電気(が大事)経済(が大事)っていうけど、命より大事なものなどない!」

黙とうの後は、パレードに繰りだします。
前日NHKで見た、「希望牧場」の方がマイクでアピールしておられました。
痩せ細った牛たちの写真。
子牛も生まれ、新たな命が生まれているのに、目の前の苦しい現実、困難な道のりに、何もできない自分に、胸が痛みました。

東北自動車道では、あちこちに膨大な量の高圧電線が見られます。
山を越え野を跨ぎ、こうして福島原発から私たちの住む東京へ、電気は運ばれていたんだと、実感しました。
消費する街東京で、使い続けていた者の責任を思います。

3・11に福島の大地に立てた事へ感謝します。
新たに感じ生まれた思いを、確実にカタチにして行かねばと思います。