プレパ保存版から~くじら山そして法末は宝物だったね~

2014:小正月に訪れた子どもたちと、集落の長老の正平さん

2016:まだ寒い4月・正平さん宅の玄関先で

 

 

 

 

 

 

 

懐かしい写真が出てきました。

雪降る晩は、こんな時間もいいかもしれない。先週末に訪れた新潟県旧小国町の法末(ほっすえ)集落。

長老さんは今年で99歳!もう十数年前に初めて雪国体験で子どもたちを引率した年から、長老さん宅訪問は始りました。

毎年、子どもたちに会うのが楽しみだと言って下さる長老さん。

集落に伝わる小正月行事の「鳥追いの歌」を教わり、藁で作った雪ん子みたいな藁帽子を被り、集落を練り歩きしたものです。

いつしか長老さんは、戦争の話をされるようになりました。

そのお話は、小学1年生や2年生には理解しきれないかもしれない。でもその難しさを超えて、あの優しいお爺ちゃんが中国で、戦争で、他人を殺したという話。

インパールでは仲間が死んでいく傍で、見捨てて逃げなければならなかった話。その声音と表情。きっと何かが残る。そう信じています。

こども用の臼と杵で、可愛い餅つき。ヨモギを摘んで草餅作り。

そしてくじら山でのプレーパーク。

ここは子どもたちにも、私たちオトナにも、なくてはならない場所です。宝物の様な場所と時間。

ここを作れたことに、心から感謝したい。そしてさらに広げようとまた頑張ろう!

くじら山から駆け降りる子ども達・皆と一緒。それだけで楽しい

ロープによじ登る。この木の上にはツリーハウスがあるからね。自力で登れる子だけに許される秘密基地。