子どもの環境の放射能は?

6月議会報告から

さよなら原発!小金井パレードに出発
さよなら原発!小金井パレードに出発
◆安心して外遊びが出来る環境を守るには

6月議会の一般質問では、子どもの被ばくを最大限に減らすためにも、身近な環境の放射線量の測定を求めました。

7月に入り、市内の放射能測定に関して確認されたこと:

①空間線量:都から貸与された機器で、全小中学校、認可保育 園、私立幼稚園、4か所の公園、計37か所を市職員が測定中。

②土壌、水:業者委託で、2校の土壌とプールの水を7月中に測定する。

③食品:市民が申し込んだ食品と、小中学校、保育園給食は「放射能測定器運営連絡協議室」が測定。
7月は小中学校給食を測定中。
    
しかし、今小さな子どもを持つ親が最も心配なのは、校庭の土壌、公園の砂、落ち葉、プールや川の水、そして食品。子どもに身近な環境です。このいずれも、測定室の機器で充分測れるものばかり。
それは、先日行われた経済課職員も同席した学習会でも、確認されています。はがゆいばかり。

なかなかそれが進まないのは、経済課は「食品行政」であるから。土壌や雨水は「環境」の管轄なのです。
正に縦割りの弊害。

「特別協定」を結んで、測定できるように、市長もこれは進める考えです。
400万円以上もかけて購入した測定器ですから、もっと有効活用すべきです。ボランテイァで測定・運営する市民も、それを望んでいるのですから。
しかし担当部局では、毎日4か所の測定だけで手一杯で、新たな仕組みや取り決めを定める余裕がないのが現実のようです。

子どもたちには、これから暑くなる中で、野川の水遊びやわんぱくなつまつりなど、自然の中で思いっきり体を使って遊びきって欲しいと思います。
データーがないから、親としては心配で外に出せないのです。

友達とたっぷり遊んで、お腹が痛くなるほど笑う。
そんな時間が、子どもたちの細胞を活性化させ、免疫力を高めるに違いないと、私は信じています。

◆写真は、6/12に行われた「さよなら原発!小金井パレード」
こども150人、大人350人、参加。