原発都民投票を実現し、意思決定に参加する市民を増やそう

年初は直接請求の署名活動から

新しい年が明けました。
昨年は、まったく世界が変わってしまったと感じた1年でした。大津波による甚大な被害と原発事故・放射能汚染。命と環境に対してあまりに大きな犠牲を払いました。しかし、私たちの暮らしのありようを問直し、大事な事柄を意思決定する政治参加への意欲や関心も、普通に暮す市民の中から確かにうごめきだした年でもありました。

年初から都内各地で「原発都民投票」の署名活動が始まっています。
小金井では2/18まで集めますが、東京都全体で有権者の2%の署名を集め、都民投票に必要な条例案を都知事に直接請求します。

駅頭や商店街での署名活動にも、多くの市民がチラシを配り署名を呼び掛け、ボランティア参加しています。
私も仲間の市議会議員と交代でマイクを握り、署名や受任者の登録を呼びかけています。

今日は成人式でしたが、会場となった市民交流センター前広場や駅頭での署名は47筆集まりました。
新成人の男子2名も、署名に参加。
彼らから、「頑張ってください!」と、激励を受けたそうです。

このような活動は、直接請求や都民投票制度について、私たち市民が詳しく知り、市民の権利についても学んでいくチャンスだなぁと実感しています。
そして、それを広く伝えるチャンスでもあります。

意思決定に市民の声を反映させることは、市民の権利です。
そのために必要な仕組みが無ければ作る。
都民投票制度の実現を目指す運動は、原発の是非を問うだけに留まらず、市民が主体となり、自治する市民を増やしていく取り組みでもあるのです。

『まちの大事なことは市民が決める。』
このシンプルなネットの政策が、私は大好きです。
今年も、「自分で決める」市民を増やしながら、手をつないでいくネットワークを広げていきます。