小金井に常設のプレーパークを!! 陳情採択!!

くじら山プレーパーク ツリーハウスを目指して、大型ネットをよじ登る。

     

昨日11/16の厚生文教委員会で、プレーパークの常設化を求める陳情が、全会一致で採択されました。追加署名も408通集まり、結果3059筆となりました。ご協力・応援いただいた皆さま、本当にありがとうございました。

議会では全会一致で賛成だったのですが、部局の答弁は甚だ心もとなく、「常設化にふさわしい適地が無い」(環境政策課長)という答弁。プレーパークの事業化には、環境部、子ども家庭部、教育委員会など複数の部が関連するので、「各部調整会議」で話し合いが行われています。市長は、「いらないという考えはない、条件が整えばやりたい。」

では「条件が整う」条件とは、なんでしょう。環境部は、住宅街では近隣の苦情、常設の場合の出しっぱなしの遊具、ケガをした場合、などを「常設化出来ない理由」に挙げました。しかし、これらはどれも活動団体が実践しながら、知恵と工夫で乗り切ってきた事柄です。これらが要因で出来ないなら、国中どこでもできないでしょう。職員も実際の活動現場を見るべきです。遊び場を体験しなくては実感が持てません。

子ども家庭部長の、「どうやったらできるのか、どういうやり方があるのか、探っている」との答弁に、希望を持ちました。

近隣市でも続々と行政がプレーパークを始めています。小金井では、市民が10年も続けているのに、なぜできないの?と、近隣市からも不思議がられます。しかし一方で、行政主導の危うさも指摘されています。元々、市民活動として10年前に始めた時も、小金井ではできないよ、と言われてきました。しかし子どもからお年寄りまで、多くの参加者と協力者を得て、子ども達の生き生きした姿を励みに、3か所の開催まで広げてきたのです。地域の力としっかりつながった活動になっているのが強みです。

今後は行政との連携で、より多くの子どもたちに子どもらしい時間を返していけるように、私も市民の一人として活動を続けていきます。