★市長は「リース庁舎買い取り議案」を撤回!!

2014年10月1日 03時06分 | カテゴリー: まちづくり・防災, 議会報告

【嬉しいご報告】9/30の本会議で、市長は「議長の進言を重く受け止め、議案第61号一般会計補正予算(第3回)に、改めて内容を精査する必要が生じたため撤回致します。」と発言しました。

議員からの「どこまで撤回なのか?」との質問には「新庁舎事業の凍結と、第2庁舎の取得」と答えました。

つまり、昨年の3月に決定した「ジャノメ跡地に、平成30年に総合庁舎を建てる」計画の【凍結】と、「リース庁舎買い取り案」【撤回】させたのです!!まさに市民の勝利!!

9月議会の最中に突然出された「リース庁舎買い取り案」。17日に全員協議会が開かれて以来、各議員が請求した百科辞典並の厚さの資料を、私たちは必死で読み込みました。市民の方々と作戦会議を重ね、議会のある日には昼休みに市庁舎で抗議行動。夕方は駅頭で市民に向けてアピール行動。チラシも何度も作り直しました。

予定を変更し、深夜まで続く全員協議会。それでも傍聴者は絶えませんでした。資料と首っ引きで質問する反対派議員。対照的にだんまりで居眠りも出る市長派議員。この姿を見た傍聴の市民は、会う人ごとに議会へ足を運ぶことを強く進めている、そうです。

生活者ネットは、22年間55億円近くも払い続けた中古物件に、更に20億円も払って買取るのは、直感的におかしいと思いました。予定通り4年8か月後に建てられない理由が、資材や人件費の高騰と財政難というのも納得できません。事業決定したなら優先的に積み立てるのが計画行政でしょう。

しかし、市長の説明通りの合理的なプランであるなら、それは検討しなければならないとも考えました。この議会中に議決してほしい理由が、今月中が締め切りの都の斡旋の振興協会の起債。市中銀行より1%金利が安く、財政効果は諸々1億円。そして時価18億円の物件を、起債により15年間で返却すれば、15年間リースするより毎年1億円安い。それを積み立て、新たに建てる総合庁舎の資金とする。

このプランを胸を張って提案した市長でした。そして市長派の議員席からは、「市民のためになるのよ」という声が聞こえました。

しかしこの案には、22年も経った中古庁舎の、今後予想されるメンテナンスや大規模改修費は一切含まれていません。更に15年後には取り壊す可能性もあり、その費用も莫大です。今歳入に含まれる固定資産税も無くなります。そして5年後には総合庁舎に移るからと耐震診断もしていない築50年の本庁舎も、必ず必要となる診断料+補強などの費用は試算していませんでした。

これらを資料として要求し、同じ控室の1級建築士の同僚議員たちや数字に強い議員仲間で、アレコレと綿密な点検やら試算やら、限られた時間内で行ってきました。会派、党派を超えた連携が出来たのは、大きな成果です。

質疑が進むほど、市長も部局も答弁につまり、ついに昨日議長から【市長に取り下げを進言】する事態に至ったのです。

傍聴のS袋さんと。市長の撤回宣言を待つ廊下で。wピースサインはお求めに応じて(^^♪

大勢の傍聴席の市民は、表情も明るく抗議集会から報告集会へと変更し、外階段を降りて行ったのでした。

これだけ普通の市民が市庁舎に詰めかけたことはなかったでしょう。いつまでも語り継がれる歴史となったのは間違いありません。しかしこの後も、実現可能な庁舎計画の見直しを、市民参加で早急に行うように求めなければなりません。

合わせて議会からも財源確保の提案を行わなければ。

新ごみ処理施設も、待機児対策も待ったなし。次々と課題に追われ、ちっとも休ませてくれないブラック企業な小金井市議会であります。