★一人芝居『ひとみ』と『慰安婦』の意見書

7日土曜は、「小金井平和の日」記念式典、その後の市民イベント「戦争体験を語り継ぎ平和への想いを深める集会」&「ピースパレード」続いて「小金井ネット総会」がありました。『平和の日』の記念式典や、市民イベントの様子はfacebookに写真付きでご報告しました。こちらもご覧になっていただけると嬉しいです。

慌ただしく予定をこなし、前日に会派控室に電話を頂いたお客様を事務所にお迎えしました。

IMAGINE21を主催されている、横井量子・渡辺義治ご夫妻です。

もう4,5年前になるかしら、小金井フラワーホールでお二人の出演作『地獄のDecember 哀しみの南京』を観劇しました。作、演出、装置、音響、照明、すべてお二人でこなします。小ホールでの、汗が飛び、手が届く距離での二人芝居。それは、その昔の若かりし頃、初めて六本木自由劇場で吉田日出子や串田和義、花房トオルたちの芝居を観た衝撃を、思い起こさせるものでした。南京大虐殺という重いテーマですが、加害の歴史から目を背けずに、しっかりと向き合うことから謝罪や許し、再生と希望が生まれるとの力強いメッセージでした。

 今回は、 4月7日19時から、市民交流センター小ホールにて朗読と一人芝居「ひとみ」を上演されるとのこと。

「日本軍『慰安婦』被害者」の婦人たちの魂の証言と、自らの生い立ちの中にあった「無自覚の罪」への発見に至る物語です。何というタイミングかしら!と、驚きました。

『慰安婦』について、小金井市議会では自民党からの意見書が今定例会に提案準備されているからです。

昨年、「吉田証言」が虚偽であったとして、朝日新聞が謝罪記事を書きました。それを理由に、かつて自治体から国に提出した慰安婦への謝罪を求める意見書は、根拠がなくなったのだから撤回せよと、迫る意見書が近隣では清瀬や三鷹市で採択されました。

その流れで、小金井でも同様の内容で準備された模様です。

しかし、これまで小金井が採択してきた意見書は、そもそも「吉田証言」を根拠にしていません。現政府も認めている「河野談話」をもとにしたものです。

平成5年に出された河野談話は、『慰安所の設置、管理及び慰安婦の移送については、旧日本軍が直接あるいは間接にこれに関与した。慰安婦の募集については、軍の要請を受けた業者が主としてこれに当たったが、その場合も、甘言、強圧による等、本人たちの意思に反して集められた事例が数多くあり、更に、官憲等が直接これに加担したこともあったことが明らかになった。』と、述べています。

そして「河野談話」を菅官房長官は「見直さない」と国会で断言していること、それを安倍首相も否定していないこと、この事実は大きいのです。

 改めてこの意見書への対応を練りながら、このような『慰安婦』を扱ったお芝居が各地で上演されて、事実をまっすぐに見つめる人が増えてほしい!と、心から願います。