★「沖縄高江へのヘリパッド建設工事中止を求める意見書」への賛成討論

2016年9月22日 15時53分 | カテゴリー: 活動報告, 議会報告

screenshotshare_20160831_154033今日は小金井で映画「標的の村」が上映されています。
昨日の小金井市議会では、この映画の登場人物、ゲンさん達を思い出しながら書いた『「沖縄高江へのヘリパッド建設工事中止を求める意見書」への賛成討論』を行いました。
 意見書は残念なことに、可否同数のため議長採決となり否決。(賛成10:水上・森戸・関根・板倉・鈴木・岸田・片山・坂井・田頭・林 反対10:中根・中山・遠藤・吹春・露口・宮下・小林・渡辺ふ・紀・齋藤 退席2:渡辺大・百瀬 湯沢議員は欠席)
 ヘリパッドには反対だけど基地は辺野古しかないと考えている議員から「意見書に、ヘリパッド建設と辺野古の新基地建設が直結していると書いてあるから、賛成できない」と言われた。
 だったら私の賛成討論で賛成してくれたら良かったのに!あえて辺野古には触れず、高江に特化したんだから
 以下が私の討論です。
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 沖縄本島北部のやんばると呼ばれる丘陵地帯に位置する東村(ひがしそん)高江(たかえ)は、人口160名ほどの小さな集落である。亜熱帯の深い森におお われ、多種多様な生物が生き続けてきた。1996年に発表されたヘリパッド新設計画は、意見書でも述べているとおり、約51%が使用不可能な北部訓練場を 日本政府に返還する代わりに、新たな6か所の訓練場所を設けるものである。
  オスプレイの欠陥・危険性に対する県民の不安が増し、新たな負担と苦痛を住民及び物言わぬ森の生き物たちに押し付けている。住民の反対を押し切って建 設が強行された二か所のヘリパッドでは、2012年10月に配備されたオスプレイが、低空飛行やタッチ&ゴーを繰り返し、2015年2月以降は米 軍によるオスプレイの訓練が急増した。オスプレイは昼夜を問わず民間地域の上空を低空飛行し、住民は身体的にも精神的にも限界を超えた騒音・低周波を浴び 続け、学校を欠席する児童もいる。
 これまでもヘリパッド建設に反対する住民同士を分断させようと、国家権力が司法を使って正当な住民運動を弾圧するスラップ訴訟も行われてきた。「ヘリ パッドを作らないで」「やんばるの自然を守りたい」と、実情を訴え、非暴力の座り込みや支援を訴える行為が「通行妨害」だとして、「通行妨害禁止の仮処分 命令」を申し立ててきたのだ。住民側は多くの住民が反対するヘリパッド建設に対する意思表示、抗議行動は、憲法が保障する表現の自由に当たると主張して、 訴権の乱用と不当性を訴えてきた。しかし最高裁は詳細な理由も示さないまま、憲法違反などの上告事由に該当しないと上告を棄却した。
 このような不当な扱いを受ける高江の住民に追い打ちをかける様に、今年7月になってからは隣接する国頭村(くにがみそん)安波(あは)の4か所を造成す るために、政府は日本中から500人もの機動隊を派遣し、座り込みの抗議行動を非暴力で行う住民と支援者を暴力的に排除、不当に勾留した。この結果、頸部 を圧迫された女性、ろっ骨を折られた男性など、3人が救急搬送された。また、沖縄防衛局は市民のテントや全国からの支援物資を持ち去っている。この行為を 含み、日本政府の今回の強行手段は違法性が高いものであると複数の弁護士が指摘しているところである。
 このような事態に対して沖縄県民が反対の声を挙げるのは当然の権利であり、沖縄だけに負担を押し付け続ける事は許されない。
 人権を踏みにじり、かけがえのない自然と人々の暮らしを壊す高江のヘリパッド建設の強行を直ちにやめていただく様に生活者ネットワークも強く訴え、賛成討論とする。