毎週火曜の午前中です。小金井にプレーパークを作っている(NPO)こがねい子ども遊パークのメンバーが世話人となって、場作りや見守りを行っています。
(NPO)遊パークでは、梶野公園でのプレーパークの活動を広げるために、地域の中に自分たちでプレーパークを作ってみたい人の養成講座が始まりました。「東京都新しい公共支援事業」の助成事業です。
再来年の2月にはこの講座で出会った人がプレーパークをやってみる!!そうなることが楽しみです。
先日は第2回目「プレーパークってなあに?」がありました。講師は日本冒険遊び場づくり協会理事の嶋村仁志さんです。
参加者は「子どもの遊び場がない」というビデオ(S30年後半?)を鑑賞した後、「子ども時代に遊んだ環境」のお題で、それぞれ育った場所や遊び場を思い出しながら絵地図に描きだしました。
これはとても楽しい作業です。それをグループでお披露目しながら、自分の小さかった頃に関った人や場所、過ごした時間の豊かさを振り返りました。
そこから今の子どもたちの現状を思い起こし、「道で遊べない」「けがをさせてはいけない」中での育ちがもたらすものを、大人の問題として確認できた時間となりました。
プレーパークがあることで、子どもの環境を地域が考えることに繋がります。参加者の感想からも、その手ごたえを感じます。
●大人はどうしても結果ばかりに目が行くが、そのプロセスも見守ることが大切
●参加者が、世代を超えて子どもの頃の遊びを共有出来たのはよい経験。
●“大人がつながり合うことで子どもの育ちを豊かにできる”という認識はとても大切とわかった、など。
プレーパークの役割は、子どもの居場所だけに留まらず、誰もが主体的に参加するまちづくりにつながるのです。
その新たな視点と可能性を学べた講座でした。