ごみ、市庁舎、駅前ホール、学童の委託問題で紛糾の深夜議会

まもなく第1回定例会が終了、ぴよぴよも卒業します

■一面のフキノトウ
■一面のフキノトウ
 2月22日から始まった第1回定例市議会は、予備日も議会整理日も開催しましたが、まだ予算委員会も終了していません。日程を延長し、26日が最終日となる予定ですが、すでに5回目となる深夜議会は避けられないでしょう。
 ごみ問題だけでなく、新市庁舎の建設や、武蔵小金井南口に建設中の(仮)市民交流センターの取得を巡って紛糾中です。学童や児童館など子ども施設の委託問題も先行き不透明なままです。

 二枚橋焼却場の管理衛生組合は解散されますが、ごみ処理方法の明確な方針がないまま、この間の経緯や跡地利用への住民説明会も先日までずっと開かれていませんでした。
 又、新市庁舎建設についての市民検討委員会が開かれましたが、どこにどのような庁舎を建てるのか早急に検討し、一刻も早く高額なリース庁舎は返上する必要があります。リース庁舎は5年契約のため、3年後の2013(平成25)年には3度目の更新を迎えます。それまでに新しい庁舎を建てる必要があるのに、市長が出したスケジュールは3回目の更新を見込んだものでした。1日100万円も掛かるリース庁舎、これ以上の無駄使いは許されません。
 さらに、<駅前ホール>の建設は議会の承認を得ていないことを、つまり市の正式な依頼のないままに建設中だということを、ほとんどの方が知らないのではないでしょうか。駅前の再開発とあわせての着工することで得られる交付金を大きな理由にして、市と都市再生機構が建設を進めてきました。駅前の地価や建設費のかかる場所に建てることから、500席あまりで成人式も連合音楽会もいっぺんに出来ず、維持費は年間2億3000万円もかかるホールの取得は、本当に小金井にとって良いことなのか疑問です。
 あと2年で土地代金が払い終わるジャノメ跡地であれば、庁舎、図書館、ホール、駐車場など、市民の使い勝手がよい施設が建てられるでしょう。

 このようなナヤマシイ課題満載の定例市議会ですが、春のお彼岸連休には里山の古民家<やまとや>でお掃除と山菜摘みを満喫してきました。 まさに命の洗濯、深呼吸と共に春のエネルギーを一杯吸収してきました。
 市議会議員になって早1年、もうそろそろ「ぴよぴよ」も卒業かな・・・