小金井市と三宅村は友好都市です。2000年の火山噴火後、05年から島民の皆さんは帰島を果たして、以前の生活を取り戻しつつあると伺いました。しかし火山ガスの放出はまだ続き、一部の地域にはまだ帰宅できない家々が残されています。美しい山々と対照的に、ガスによって立ち枯れた木が枝を天に突き出す姿は、島民の方々の痛みを象徴しているかのようで胸が痛みます。しかし厳しい生活条件でも島の皆さまの笑顔は屈託無く、温かく迎えていただきました。
今回は悪天候のために予定より2日間も多くお世話になりました。そのお陰で駆け足の視察ではなく、雨にけぶる美しい湖や夕日の見える露天風呂も案内していただき、珍しい木の実やリース作りのためのツルもたくさん採っていただきました。真っ赤なサンキライを林の中で見つけたときは嬉しい驚き、ムラサキシキブが木であることも初めて知りました。
バードウォッチングや釣り、シュノーケル、星空観察、植物採集・・・三宅は子どもたちにとっても体験学習の宝庫です。村会議員さんや事務局の皆さま、大変お世話になりました!頂いたツルや木の実で小金井の子どもたちと一緒に作ったクリスマスリースやキャンドルスタンドの様子は、小金井にプレーパークを作る会(NPO法人 こがねい子ども遊パーク)のブログでご紹介しています。是非ご覧になってくださいね!!!