★なぜ11人も任用替え?納得感のある説明と市民参加の手順を踏んで!~給食委託説明会その②~

給食調理業務、委託説明会では「これでは説明ではなく報告だ」という手厳しい指摘があり、保護者の納得が得られるものではありませんでした。

そもそも、中学校の調理業務が民間委託された時には、アレルギーなどの懸念が多い小学校では民間委託しない、という約束だったこと。すでに8人も正規の調理員が欠員する中では、委託しても4000万円も財政効果は上がらないこと。

現在26人の正規調理員がいるが、長期病欠も含めての数なので、4つの直営校への配置は15人どまり。なぜ26人を活用してもっと直営校を増やさないのか、この15人で、5つの委託校のフォローができるのか。一人前になるのに5年かかると言われている調理員。せっかくの技術者をなぜ11人も任用替えするのかなど、、、これらへの明確な回答はありませんでした。

駆け足・強行軍で説明会日程は進められましたが、最終日は参加した保護者からの「平日の日中」の開催を求める声や、拙速な進め方への反発が続出。すべての資料やデーターを公開することや、何重にもセーフティーネットを設けることなど、わかりやすく示されるべきです。

市教委は、今後も説明会を組むと約束しました。しかし委託関連議案は、6月定例会に出される見込みです。

どれだけ市民の疑問や不安を解消できるか、市民は納得のいく回答と市民参加の手続きを求めています。これは、できることは市民も頑張るから、子どもにとって良い環境を一緒に作ろうよという、市民の意思の表れだと、私は感じました。小金井には、このような市民力が本当にたくさんあると実感します。

行政はその力を生かせていないとも痛感。

まずは情報公開と、計画段階からの説明責任、市民参加を進めるべきです。