★市役所、福祉会館の竣工は5年後。でもどこに出来るの?~12月の市長報告から~
小金井は3月が市議選です。選挙の年は、寒さ対策がレポート配布の重大テーマ。今年はフードにもなるふわふわの大きな襟のついたダウンコートを、お正月のアウトレットでゲット。これが優れもので、毎日元気に木枯らしのまちを自転車を飛ばしています。
「新しい市役所はジャノメ工場跡地に。でも福祉会館はどこに建つの?」
12月議会で西岡市長は「2021年度末までに、新庁舎、新福祉会館は竣工予定」と市長報告しました。やっとスケジュールが出たわけです。
しかし最大の公約であった『庁舎の複合化建設』、つまり市庁舎と福祉会館を一緒に建てるのか、別々なのか、については充分な検討に至らず、今年度第1回定例会で関連予算と共に出されると、これは先送りされました。
生活者ネットは、庁舎と福祉会館は複合化すべきだと考えています。ジャノメ工場跡地には、リサイクルセンターと、缶やペットボトルの処理施設がありますが、今ある建物が立ったままでも、新庁舎、新福祉会館の建設工事は可能だと、庁内の検討委員会でも報告されました。
そして今後は高齢者や生活困窮者が増えていく中で、福祉のワンストップサービスは市民にとって大きなメリットです。
この12月議会報告を「通信合併号」にまとめ、地域を回っています。
やっと一歩進んだと思われる市庁舎問題に、殆どの方は安心の声を挙げられます。しかし、なぜもっと早くできなかったのか、との声も当然上がります。
高齢者の方からは、5年後に生きているかしら、との声や、貫井北町からは遠くなるわね、なども聞こえました。貫井北町にはココバスが通っておらず、これまでも、同じ税金を払っているのに、との住民感情はあったのです。
市政全般で財政問題を考え、予算の優先順位があるのは当然ですから仕方ないことです。
しかし病院や公共施設を巡るココバスルートは必要だと、以前から提案してきました。
地域を歩きながら更なる高齢化の波を感じ、新しい庁舎が出来た時には、ココバスルートも再編成する必要があることも感じました。
3月の市議選に向け、政策提案できるか検討します。