2月12日(木)、厚生文教委員会が開かれ、7人の傍聴者が見守る中、前回の委員会に引き続き「子ども条例」の審議が行われました。最後に審議を踏まえて、①タイトルに「子どもの権利」の文言の復活と、②「健全な育成」を「健やかな成長」にと、答申に戻す修正案が委員の中から出されました。これは、障害を持った子どもや保護者にプレッシャーをかけるのではないか、何を持って「健全」というのか、配慮のない言葉だという指摘があったからです。
この2ヶ所の修正案は賛成多数で認められ、最終的には全員賛成で委員会可決されました。条例を制定することに対して1人の反対も出なかったことは、とても感動的でした。「子どもの権利に関する条例」が、8年目にしてようやく制定への一歩を踏み出しました。
後は、3月3日(火)の本会議で全議員が賛成し、「子どもの権利に関する条例」が制定されることを心待ちにしています。