子どもオンブズパーソン制度をつくらないか!

<ぴよぴよ日記 パート6・初めての一般質問>

初めての一般質問が終わって、ほっとしています。子どものオンブズパーソンの必要性を訴えるには質問項目が多岐にわたり、後半の<みどりのカーテン>は駆け足になってしまいました。制限時間を気にしながら、答弁をメモしながら、想定外の答弁に焦ったり。なかなか当意即妙とは参りません。まだまだピヨピヨ、当たり前とはいえ、時間が経つごとに悔しくなり次回こそはと燃えています!

●子どもの悩みに対応できているの?

3月議会で制定された「小金井市子どもの権利に関する条例」には重要な「子どもの相談から救済まで繋げる・子どもオンブズパーソン制度」が削除されています。子どもの救済には、第三者であるオンブズが調査、是正勧告の権限を持って問題の解決に当たるしくみが必要だからです。
今回の議会では、子ども自身が相談できる場所は充実しているのか、第三者機関「オンブズ」をつくらないかを質問しました。子どもを救済まで導くには、安心して気持が話せる居場所や相談窓口とオンブズ機能が必要であることを市長も認めましたが、現状で対応できていると答弁。
しかし子ども家庭支援センターは子ども自らが相談に行ける場所とはなっていません。また身近な児童館には数件の相談事例は報告されても、記録がほとんど無く、問題の解決まで至っていないことがわかりました。さらにスクールカウンセラーにはかなりの相談が寄せられていますが、問題解決のための調査や是正勧告などを行う権限はカウンセラーにない事を確認しました。まずは相談機関は記録をとり、<実感調査>を行って子どもの現状を理解し、子どもの最善の利益を保証するために、「子ども人権オンブズパーソン制度」の検討を要望しました。

■みどりのカーテンをまち中に!


市役所の本庁舎南側に、ゴーヤ、糸瓜、胡瓜、朝顔の、みどりのカーテンが設置されています。水遣りは水道水を使った自動潅水装置。学校や公共施設での取り組みも進んでいるのか質問し、今後は雨水貯留槽の活用を提案しました。
小金井市は、雨水貯留槽の設置に助成金を出しています。わかりやすい広報を要望しました。まちぐるみで<自然エネルギーを活用した水とみどりのまちづくり>に取り組むために、まずは市役所から率先して取り組み、今後は市民にも苗を配るなどして協力を呼びかけていくことを要望し、前向きな答弁が得られました。