市民による放射能測定、二つの市民活動の取り組みから

空間線量と食品線量を測る

田頭が参加している、放射能測定の市民活動をご紹介します。

①子ども達の遊び場や通学路の空間放射線量を測定し、子どもが安心して外遊びが出来るようにと、測定値をグーグルマップで共有していく活動が始まっています。

「みんなでつくる、こがねい放射能空間線量マップの会」略称:「みんなでマップの会」といいます。

小金井ネットもメンバーである、小金井地域協議会で購入した線量計で会員が測定しますが、市民への貸し出しも行っています。
測定した結果を会にお知らせいただいて、マップに落として共有して行く計画です。

関心をお持ちの方は、田頭までお声かけください。
測定にご協力いただける市民を募集しています。

②すでにおなじみの方も多いと思いますが、「小金井市放射能測定器運営連絡協議会」では、市民の依頼のあった食品放射能を測定しています。
市の経済課へ℡で申し込み、協議会メンバーが順次測定して結果を報告しています。

協議会ではチェルノブイリ事故以来、市が購入した測定器を使って実に22年近く測定を続けてきました。
一時は3か月待ちの状態でしたが、ここ最近はひと月弱で測定できるようになっています。

測定を続けることで、汚染の傾向や対策を練ることができます。
食品の放射能について、どう判断したらいいのか等も、実際の測定やベテランのメンバーとの意見交換を通して、自分の暮らしに役立つ知識や情報が得られていると実感しています。

こちらでも、測定に関心のある方を募集しています。
直接協議会のHPからでも、田頭経由でも、お声かけください。
http://hosyanousokuteishitsu-koganei.jimdo.com/

測定の依頼は、直接市の経済課へお電話下さい。
TEL:042‐383-1111(代表)


小金井ネットでは、これまでも大気汚染調査、水質汚染調査、身近な電磁波調査など、実施してきました。
放射能だけではなく、暮らしの中の化学物質の影響から子ども達を守るためにも、今後も地道に測定を続けて、それを情報発信していく活動が重要だと実感しています。
地域の大人が連携して、様々な角度で子どもたちの健康・命を守っていく取り組みを、今後も継続していきます。