誰もがともに支え合うまちに
生活保護受給家庭が増え、子どもの貧困が大きな社会問題となっています。いじめや虐待で命を失う子どもたちが絶えません。さらに引きこもりの子どもや若者、孤独死の高齢者も増えています。たとえ経済的には貧しくとも、身近なこのまちに、支え合う仕組みと、互いに助け合う関係が豊かにあれば、どんなに安心して暮らせることでしょう。この4年間、私は児童館などでの子どもの相談事業の充実と、子どもの最善の利益を守り問題解決に導く子どもオンブズパーソンや、スクール・ソーシャルワーカーの設置、認知症高齢者が多世代と交流できる居場所づくりや介護する家族への支援等を求めてきました。また、養育困難家庭への育児支援ヘルパー派遣事業の充実も更に進めてきました。2010年議会に提案し、スクール・ソーシャルワーカーは設置されましたが、子どもオンブズパーソンも早急に設置ガ必要です。子どもの虐待やいじめに対応するには、児童相談所だけでは限界があるからです。
一方、子どもは支援・救済されるだけの存在ではありません。地域の大人や子ども同士の豊かな関係によって、子ども達が本来の力を育み、傷ついた心身を修復していくのを、冒険遊び場つくりの活動を通して、見守ってきました。
私は、常設のプレーパークを多世代交流の居場所として更に広げ、虐待や貧困など大人社会の負の重荷を背負った子どもや若者たちを、社会全体で支えるしくみをつくるために、全力を尽くします。