★小金井にエネルギービジョンを~建設環境委員会から~★

9.14学習会←ここをクリック!地図もあります

明日14日は、市民電力小金井をめざす会主催の第1回学習会「市民電力を立ち上げるために」が開かれます。

●小金井市環境楽習館:14時~16時 ●資料代300円 ●問い合わせ:佐藤:042-387-1662

太陽光による『市民共同発電所』づくりを進めているNPO「こだいらソーラー」の代表・都甲公子さんを講師にお招きし、設立の経緯や課題の克服などについてお話ししていただく予定。小平ではこの2月から、市民が出資して民間マンションの屋上に太陽光発電パネルを設置しています。発電した電力はマンションの廊下の照明に充て、東京電力にも売電しています。その収益を市民に還元する仕組みです。

小金井でも、自分たちで使う電力は自分たちで生み出したいと考える人々が増えています。

小平には「地域エネルギービジョン」があり、その中で「太陽光発電を全住宅の25%に、太陽光熱利用システムを全世帯の30パーセントに設置」と明記しています。このビジョンを背景に、小平市長や環境部長は「市民共同発電所を後方支援する」と言い切っているのです。

今日の建設環境委員会では、小金井にもエネルギービジョンを作ってほしい!という陳情が審査されました。

小金井では今「環境基本計画」の見直し作業に入っています。この計画のもとには「地球温暖化対策地域推進計画」があり、市や市民の環境行動が具体的に示されています。しかしこの計画はどちらも、3.11以前に作られたもので、CO2削減を目標に省エネ行動をとることが主眼です。震災後は、防災の観点からも新しいエネルギー政策が必要となり、市長も今年の施政方針で「自然エネルギーに変えていく努力をしていくことになるだろう」と述べています。

今日の建設環境委員会では、私は主に上記の理由をあげ、小金井市にはエネルギービジョンを作る考えはないのか、質問しました。又、決算特別委員会では、これまで市が補助金助成した一般家庭での発電量や、公共施設での発電量のまとめを資料請求しています。環境政策課長の答弁からは、「環境基本計画」の見直しに伴う「地球温暖化対策地域推進計画」のチェックを行う中で、取り入れられることは可能と考えていることがわかりました。

この陳情は継続審査となり、11月14日閉会中の委員会で再び審査されます。

小金井ではどのようなビジョンの策定が望ましいのか、どのように市民参加で進めか、みんなで一緒に考えませんか?