◆絵本のあるまちづくり~田頭よしたか展のお知らせ~
わたくしごとをこのHPでお知らせしていいのかなぁ~と、躊躇する気持ちがありましたが、小金井市のこども家庭支援センター「ゆりかご」で、お絵かきボランティアをしている男性ですのでここでご紹介したいと思いました。つまり、私の連れ合い、イラストレーター・絵本作家田頭よしたかの話です。
子ども達が小さい頃の夫の絵本には、これは長男、これはどう見ても次男だなぁ、という具合に子どもたちがモデルになったと思われる挿絵がよく登場していました。長男はいつも本を抱えて登場してたし、次男坊は眉と眉がつながり、頭髪は逆立ち。ズボンからシャツがはみ出し、肉が好き~!と叫ぶタイプ。長女は、幼稚園の頃に飼っていたパンダネズミのルーと一緒に、物語の中でも楽しそうに遊んでいたものです。
自宅の2階が仕事場なので、子どもたちの生態は十分に観察できたことでしょう。
そんな時代から何十年も過ぎました。
近年は、地元で原画展や版画展などを開催するようになりました。銀座の画廊などと違い、通りすがりの親子連れなどにも見てもらえて、子どもたちが実際に絵本を手に取りじっと見ている様子が、作者としてとても新鮮で刺激になったと言います。身近なところに小さい人たちがいなくなった今は、子ども家庭支援センターの親子広場で、お絵かきおじさんボランティアをしています。地域の小さい子ども達から刺激をもらい、自分の作品を目の前で手に取ってくれる姿に触れて、励まされてもいる様子です。
そんな姿を見ていると、地域で絵本つくりを、子ども・子育て支援だけでなく、まちづくりや高齢者福祉にも活かせないか~と、考えています。アイディアぜひお寄せ下さい!
●11/6(木)~11(火)まで、武蔵野画廊で田頭よしたか展を開催します。
11時から19時まで(最終日17時)
中央線武蔵小金井南口から、小金井街道に沿って南下し徒歩3分です。
ぜひ覗いてみてください!