★議会カフェ・9月議会は「異議あり」が盛りだくさん!!
15日、土曜日の午前中は議会カフェでした。ふらりネットを会場にしての議会報告会は、毎回ネットメンバーが楽しいカフェタイムを企画してくれます。今回は昼時カフェだからと、地元のおかずやさんのお惣菜が手配されていました。他にも手作りの炊き込みご飯やお菓子もタップリ。議会報告の後は心づくしのお昼ごはんを美味しく頂きながら、小金井のまちづくりや市民参加を熱く語りあいました。
9月議会報告は「異議あり!」が盛りだくさん。筆頭は、何と言ってもリース庁舎買取案。22年間、54億円もの家賃を払い続けてきたリース庁舎を、いきなり市長は「15年間借りるより安いから18億円で買い取りたい」と提案してきました。しかし相次ぐ疑問・質問に合理的な説明がつかず、議長から「質疑に堪えない!」との進言が出され、異例の撤回。日程を延長し、深夜にも議論が及んだ挙句の事態でありました。
しかしそもそも9月議会の始まりからして、大問題はあったのです。
都市計画道路3.4.8号線の拡幅のための土地買収は、土地開発公社評議員会で「この道路は拡幅の必要性は無く、取得も不要」として不認定となりました。しかし市長は評議員会終了後に一部の議員に「売買契約は明日なので、やらせてもらいます」と伝え、30坪足らずの民地を7千万余りで取得したのです。法的には違反ではないそうです。でも何のための評議員なのか。市が行う土地の売買が正しく行われているか、チェックする機関のはず。必要ない、不適切である、と、多数の評議員が判断したことを、市長判断で無き事にしたのです。市長の進め方は議会軽視であり、それはまさに市民軽視です。
もう一つ。武蔵小金井駅南口・第二地区の再開発の補助金も、市民が投票で賛否を決めたいと、直接請求が成立しました。しかし住民投票の条例案を、議会は1票差で否決したのです。まちの大事なことは市民が決める。これを否定した罪は重い。
15億円と言われる第二地区の補助金は市民の税金です。しかし建てられるのは民間の高層マンション。ディベロッパーが高額な買取価格を提示したとの情報もあります。そうであれば、市の補助金が無くても再開発は成立する可能性もあります。
新庁舎建設や、保育園待機児解消、特別養護老人ホームなど、本来実施しなければならないのに、財政難を理由に具体化しない事業が小金井には複数あります。予算の優先順位をもっと子どもや若者、高齢者など福祉・教育に充てるべきです。
詳しい様子は、まもなくお届けする「こがねっとレポート」no114、「田頭ゆう子のゆうゆう通信」「林倫子のいきいきネット通信」をお読みください!
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