★図書館の休館延長に悲鳴! ~ゆうゆう通信27号より~

★まもなくゆうゆう通信27号と、こがねっとレポート127号をお届けします。

 こちらでは、ゆうゆう通信から、最新の図書館状況をお伝えします。

5/4には、緊急事態宣言の5月末までの延長が発表されます。

4/30の市議会会派代表者会議では、市内の図書館休館が6/2(火)まで延長されるとも報告がありました。

しかし本を読むことは、知識や知恵を受け取るだけでなく、心を慰め励まし、時には生きる勇気や道しるべも与えてくれることです。

まちの図書館は、お医者さんや食料品店と同じくらい、本当は私たちの暮らしに欠かせない大事な場所なのではないでしょうか。集会施設も閉まり、近所の方やサークル仲間とのおしゃべりもままならない。

 学校も新学期は始まっても、まだ新しいクラスメートの顔ぶれもわからない。友達どうしで集まることも出来ない子どもたちは、不安とストレスが溜まっていかないか心配です。

高齢者にとっても、自宅で過ごすことが推奨され、買い物も3日に一遍では荷物が重くて持てないために、引きこもりガチになるとも聞いています。

こんな時期に更にひと月も閉めていることが、本当に市民を守ることになるのかと、改めて疑問です。

こんな時こそ、無料で誰もが利用できる地域の図書館が大事なのです。緊急事態宣言の前のように、せめて臨時窓口でリクエスト予約本の受け渡しが出来ないかと、図書館の事情も含め館長に聞いてみました。

 

驚いたことに、今どこの館も、休館になる前のリクエスト本が渡せなくて本が溢れかえり、困っているのだそうです。23区では、着払い希望の方には郵送しているところもあるが、小金井ではそれは採用しにくく、方策を検討中でした。

職員による宅配も検討してほしいものですが、夏休み中には「リサイクル本」を子どもたちの自宅へ、宅配したいとの構想もあるそうです。

この期間中にも、何とか「密」を避けてせめてリクエストの本を渡せないかと、時間予約や町別に来館してもらうなど、手法を模索中でした。

★ならば今こそ市民へ協力を呼び掛けて、知恵とマンパワーで出来ることを開拓すべき、と提案しました。

今後の予定は、図書館のHPで確認してほしいそうです。   

ttps://www.library.koganei.tokyo.jp/