学芸大、新入生に石鹸学習を!~能勢さんの授業風景から~
4/11土曜の午前中は、学芸大の環境教育実践施設で、原子先生の環境学習の授業に参加させて頂いた。新入生に石鹸レクチュアーする、石鹸ポイントの能勢さんを応援。フレッシュな1年生中心にグループワークから始まった。
一人暮らしの学生と、自宅通学生に分かれて、新生活のエコライフをテーマに、各自のお悩みとその解決グッズを模造紙に貼り出していく。ファシリテーターはeco+waza「エコワザ」の石川さん。
最初、緊張してるように見えた学生たちは、グループ発表の頃には、周囲の笑を取りながら、達者なパフォーマンスを披露。へぇ、いまどきの学生ってこんなに手慣れているの?って、我が家も昨年春までは、娘は大学生だったが、見たことないからなぁ。さすが、なかなかやるねぇ。
能勢さんの話は、石鹸と合成洗剤の泡立ち実験や、ブラックボックス蛍光剤実験、カイワレ発芽実験など、おぉ~!というどよめきに包まれ、グッと集中させる。だってそうだよね、同じ石鹸でも、雨水の方が水道水よりずっと泡立ちがいいなんてびっくり!そして純石鹸は、アルカリ性だから酢を入れると中和され泡が消える、でも合成洗剤ははじめから中性だから、泡は消えない。この実験も分かり易い。最近の表示は、純石鹸なのか、合成なのか、成分だけ見てもわかりにくいものも多いけど、こうすればすぐわかる。
地下水も、河川から海へ流れる水も、すべて循環している。小金井市の施策について、雨水浸透枡や地下水保全条例、合成洗剤は持ちカエル・ポスターなど、私からも発言の機会を頂いた。
人体にも(生き物すべてに)環境にも優しい石鹸を、若い人たちが楽しく使ってくれるように、このような試みはとても大切。ネットもひろげていきたい。