★図書館を子どもたちから奪わないで!~一斉臨時休校への申し入れ2~

休校中も開催のいけと小川プレーパーク 

★昨日4日、小金井市では6日から16日の図書館の臨時休館(緑、東、北町分館は17日)を決定しました。
公民館は新規予約は6日から15日はできません。集会施設も、宮地楽器ホールも、体育館も同様に臨時休館です。

本来は、臨時休校を解除すべきですが、休校とするなら図書館のような地域の居場所をなくすべきではありません。

特に図書館では元々飲食禁止、静かに過ごす場所で、感染のリスクは低い場所。本が大好きな家庭からは悲鳴が聞こえます。

市議からの要望などが担当課へ殺到することを避けるために、意見要望はいったん議会事務局長に渡して対策本会議などに渡してもらおうと議会では決めていました。

なので今日は同じ考えでいた坂井えつこ議員と案文を調整し、午後開催される対策本会議に向け、3日に続いて新たな申し入れ書を提出しました。

学校では、不安をもつ児童は学年によらず受け入れて欲しい事と、校庭は学童保育の子どもたちだけでなく開放して欲しいことに加え、図書館のような地域の居場所を閉鎖しないで欲しいという内容です。

今日は提出後、いけとおがわプレパに寄ってきました。町の中で子どもたちはどう過ごしているのか、プレパは混乱していないかと、気になったから。

その報告はまた別便で。

★サポートを必要とするすべての児童生徒への対応に関する申し入れ

生活者ネットワーク

緑・つながる小金井

市の一斉休校の対応に関する課題の改善を求め、3月3日には優先的に対応していただきたい項目を申し入れました。

現行の市の判断は国の要請に基づくものですが、本来は、学童保育所を利用している児童のみならず、学校の責任として、サポートを必要とするすべての児童生徒への対応が必要です。

またこの間市は、図書館を臨時休館とし、公民館や集会施設は利用に制限を設けました。図書館が大好きで、本さえあれば一日過ごせる子どもたちもいます。また家庭が居づらい子どもたちにとっても、図書館や公民館は安心して過ごせる大事な居場所となりうる施設です。臨時休校という非常時だからこそ、地域の中で子どもたちの居場所の確保は重要です。

よって以下の項目を要望します。

◯子どもが家でひとりになり不安を伴う場合等は、感染症対策をとり、保護者による健康管理と同意のうえ、学校として受け入れること

◯自習の時間以降は、すべての児童の校庭利用を可能とすること(雨天時には体育館を使用とすること)

◯臨時休校の間は、図書館や公民館での児童生徒の利用受け入れを、居場所の観点で検討すること