★PCR検査センター5月中の開設を準備。小金井、府中、国分寺、国立の4市医師会が設置・運営
5月21日、市のコロナ感染症への対応について、市議会全員協議会が開かれました。
これまで各会派から質問や要望を出してきましたが、その回答があるモノやないものがあります。また、市民から寄せられる声や、刻々と変わる情勢に対しても、議会からも確認すべき事柄が増えてきます。
それらに早期に対応するよう、生活者ネットは市長に定期的な開催を求めてきました。
この日は厚生文教委員会として組まれていた日程を組み替えて、10時から3時半までが全会派からのコロナに特化した質疑、4時から5時半までが厚生文教委員会という、結果的にも異例の日程になりました。(これまでの12年間でも、厚生文教委員会が1時間半で終わるなど考えられないことですが、コロナ対応に忙殺されている福祉部や子ども家庭部、教育委員会には配慮が必要と判断しました。)
さて「新型コロナウイルス感染症 小金井市緊急対応方針 第2弾」の骨子は以下です。
市のサイトでは詳しく説明されていますので、ご覧ください。
https://www.city.koganei.lg.jp/smph/kenkofukuhsi/kenkosodan/info/kanrennzyouhou/kinnkyutaiouhousin04.html
ここに書かれた以外の取組もありますので、パート2でお知らせします。
(※は、特に気になった新たな取り組みの抜粋です。)
1 いのちを守る
・発熱外来・PCR検査センターの整備
※PCR検査センターについては、府中市、国分寺市、国立市及び本市の4市医師会が設置・運営を行い、5月中の開設を予定しています。本市では、感染防護衣、搬送用自動車の準備、医師等の執務費補助等、PCR検査に係る総合的な支援を行います。
・医療機関及び福祉施設におけるマスク等の調達支援
・集団健診の個別健診化
・施設の利用中止及びイベントの延期・中止
・市内公園における感染防止
・各種手続の郵送対応、各種相談の電話対応の推進
・東京都知事選挙における感染症予防対策
・わかりやすくスピーディな情報提供
2 くらしを守る
・特別定額給付金の迅速な支給
・育て世帯への臨時特別給付金の迅速な支給
・子育て世帯等への支援
・保育施設及び学童保育所における保育の確保
・市立小・中学校における学習課題の送付、インターネット等を活用した家庭学習の支援
※今後、課題提出後の学習のフォローアップの更なる実施及びインターネット環境が整わない家庭へのICT機器貸出し支援を実施します。
また、臨時休校期間にも子どもたちの学びを継続し、ICT技術を活用した教育機会を確保するため、児童・生徒一人につき1台ずつの教育用パーソナルコンピューターの配備及びこれに伴う各学校の情報通信環境の整備を迅速に進めます。
・児童・生徒の心のケアの充実
・生活困窮者への住居確保給付金の要件緩和
・高齢者世帯への支援
※外出を控える高齢者の命にかかわる熱中症対策として、冷房機器の購入及び設置に要する費用の助成を予定しています。
・障がいのある方への支援
・DV、児童及び高齢者等への虐待防止のための相談窓口の充実
・市税、国民健康保険税、下水道使用料等の支払猶予及び減免
・国民健康保険等における傷病手当金の支給
・自転車駐車場定期利用者への支援策
3 地域を守る
・融資相談専用窓口の開設
・市内事業者の資金繰りの支援
※事業者の金利負担を実質ゼロとする制度の運用を開始しており、利用の拡大を図ってまいります。今後、売上げが減少している市内事業者を対象とした固定費の負担軽減等による市独自の事業継続支援に、スピード感を持って取り組みます。(※上限30万円の給付を準備中)
・雇用に関する支援
※また、新型コロナウイルス感染拡大の影響による離職者、学生等に対する支援のため、市の会計年度任用職員として雇用を図ります。
・地域のニーズを踏まえた飲食店への支援
・障がい者、高齢者、子育て支援等の協働事業者への支援
4 市民サービスの基盤を守る
・業務継続体制の確保
・市職員、窓口等における感染防止
・国及び東京都の支援策の活用