★子どもの権利条例に、なぜ今、子どもオンブズパーソン設置と載せるのか

【子どもの人権講座】登校しぶりを考える に参加。
夏休み明け、児童生徒の自殺が最も多いのが9/1。
だから「死ぬほど行きたくなかったら図書室に来て」という新聞広告まで掲載された。
講師の内田良子さんは心理カウンセラー。
子どもと保護者の苦しみを45年間見て聞いてこられた。
随分前にも内田さんのお話はお聞きしているが、子どもの状況はちっとも良くなっていないのね😭
子どもの登校しぶりが始まるときは、体は登校していても心が悲鳴を挙げている。
子どもが遅刻する訳は、朝まだ先生がいない時にいじめが起こるから。
先生が教室に入ったタイミングで教室に入れば、虐められないから。
子どもは無理をする。先生や親好みになろうと努力する。
だから大人の顔色を実によく見ている。
そういう時の子どもに聞くと、先生の顔が怖く見える。
どこがって聞くと、顔は笑ってるけど眼は怖い。
いや、それは大人でも怖いよ。
いっとき保健室は子どものシェルターと言われていたが、今は教室に返そうとする流れだそうだ。
先生も家庭も良かれと思って子どもをどんどん追い込める。
内田さんが聞いた子どもの声。
「こんなに辛い思いをするなら、お母さんのお腹の中で死んでれば良かった。」
中学生の自殺死亡率のグラフを見てほしい。
日本全体の自殺率は下がっているのに、2007年を境に急増している。
(警視庁の資料をもとに、名古屋大学大学院の 内田良准教授作成)
小金井市では20代と20代未満の自殺率は、国や都よりも高い事をご存知だろうか。
子どもの権利に関する条例に、子どもの権利救済機関、子どもオンブズパーソンの設置を加えた改正案を議員提案している。
しかし反対した議員は、担当部局の児童青少年課が2023年に設置すると言っているのだから、今から提案する必要は無く、時期尚早だと言っている。
これでも時期尚早なの❓
これはとても大事な資料なので、議会でも多くの議員に見てほしい。
コピーしてお届けしようと思います。